岩盤ヨガと普通のヨガ、どう違うの？

通常はスタジオなどで行うヨガですが、場所を変えることで、さらなる効果や違った効果が得られるといいます。普通のヨガは、温度や湿度を調整しない場所で行われます。深い呼吸を繰り返しながらさまざまなポーズをとりますが、ゆるやかな動きが中心のため、あまり多くの汗はかきません。岩盤ヨガの場合は、適温に温められた岩盤の上でヨガを行うため、大量の汗をかくことができ、汗によって老廃物を排出することができます。しかも、岩盤室の遠赤外線効果でじっくり温めてかく汗はサラサラ。またミネラルを多く含んだ天然石の効能を得ることもでき、カラダも芯からぽかぽかに！温風ヒーターやエアコンなどの暖房器具と違い、遠赤外線で暖められた室内は息苦しくないので、呼吸も楽にできるんですって。

岩盤ヨガがもたらす効果ってどんなもの？

では実際、岩盤ヨガには、どんな効果があるのかをチェックしてみました。

１・代謝アップ

入っているだけで芯から温まりやすい岩盤浴ですが、ヨガでカラダを動かすことでさらに温まります。温まって柔軟になったカラダでヨガポーズを行うので、効果がテキメン！汗をたっぷりかくので新陳代謝が活発になって、脂肪燃焼しやすいカラダになるなんて…うれしすぎませんか？

２・デトックス・むくみ解消

皮脂腺から分泌されるサラサラの汗を大量にかける岩盤ヨガ。大量の汗とともに、毛穴などに詰まった老廃物も一緒に洗い流せます。また、カラダを芯から温めるので、血管だけでなくリンパ管も広がり、毒素も排出。慢性的なむくみも解消できるから、継続したくなっちゃいます！

３・深いリラックス

ヨガのポーズは、深く一定のリズムで呼吸しながら行うもの。岩盤ヨガは温度が高いので深く呼吸をするのが大変な気がしますが、心配無用！逆に遠赤外線効果でカラダがしっかり温まっている状態で、深い呼吸をすることによって、より高いリラックス効果が期待できるらしいんです。

効果アップにおすすめのポーズと注意点。

じっくり汗をかくことで、むくみや冷え性にも効果が期待でき、自律神経も整う岩盤ヨガ、興味がわいてきた人も多いのでは？運動量が少なくても良質な汗をたっぷりかけるから、日頃あまり運動していない人でも取り組みやすそうです。しかも、岩盤ヨガで行うのは、基本のヨガポーズ。ゴロンと寝転ぶ代わりにポーズをとり、呼吸を意識するだけでもOKです。おすすめは、座った状態で行うポーズ。例えば、下のイラストの「舟のポーズ」なら、腹部や体幹をしっかり鍛えられます。また、カラダをしっかりとひねる「ねじりのポーズ」（下のイラストをチェック）は、岩盤浴で温めながら行うことでさらに効果がアップ。内蔵を活性化させてデトックスをうながしてくれます。最後に注意点！岩盤ヨガを行う時には、デトックス効果を高めるためにも途中で水分をしっかりとることが大切！あと、妊娠中や生理中は控えて。低血圧や高血圧、睡眠不足の人も避けましょう。「天然の美容液」とも呼ばれる良質の汗をたっぷりかける岩盤ヨガ、魅力的ですよね。注意点を守って、ぜひ試してみてください！！