2022.05.01

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新年度が始まったばかりのこの時期は、緊張による疲れから気づかないうちにストレスが溜まっていくもの。そうやってピンと張り詰めていた糸が、大型連休などによって切れてしまうことを「五月病」と呼びます。自分や家族の環境が変わる5月に多くなるという「五月病」を予防するためには、心身のリラックスがとても大切だそう。疲れやストレス解消にぴったりな岩盤浴で「五月病」を予防しましょう。

ほかほかママ美容にこだわる30代ワーママ

ストレスの多い現代は、「五月病」に要注意!

毎年ゴールデンウイークが明けるとともに、よく聞かれるようになる「五月病」という言葉。医学的な病名ではなく、休み明けになんとなく体調が優れなかったり、何もしたくなくなったりという状態のことを指すそう。新入社員や新入生など新しい生活をスタートさせた人がなると思いがちですが、転勤や転職、部署移動など、自分や家族の環境が変化することで誰でも「五月病」になる可能性があるんですって。

というのも、「五月病」の原因は主にストレスや疲労。症状としては、疲れやすい・頭痛がする・眠れない・食欲がわかないといった身体的なものから、やる気が起きない・気分が落ち込む・何にも興味を持てない・不安や焦りで落ち着かないという精神的なものまでさまざま。こういう症状が長引くと、うつ病に進行することもあるそうなので、気になる症状がある場合には早めに医療機関に相談したいもの。今は気になる症状がない、という場合も「五月病」予防のために、心身のリラックスを心がけましょう。

ストレス解消の鍵は、幸せホルモン「セロトニン」

「五月病」の予防には、ストレスを0にするのが一番。とはいっても現代社会で生活している以上、ストレスは避けられませんよね。なので「ストレスが溜まるのは仕方ないこと」としっかり認識して、ストレスと上手に付き合っていくことが大切なんだそうです。

ストレスを解消する鍵となるのが、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンです。セロトニンとは、自律神経を整えてくれる神経伝達物質のひとつ。交感神経と副交感神経、ふたつの自律神経のバランスを整えてくれるので、心身ともに安定して幸せを感じやすくなり、気分の浮き沈みがなくなってストレスが軽減していくんですって!

セロトニンの分泌を活発にするには、太陽の光にあたる、適度な運動をする、大豆や乳製品を積極的にとるといったことと同時に、腸の動きを活性化させるのが重要だそう。というのも、セロトニンは腸で生産されるから。腸の動きは、カラダの深部までしっかり温めることで活発になるといわれていて、カラダの芯からじんわりと温める岩盤浴にはセロトニンの分泌をアップさせる効果が期待できるんです。

セロトニンの活性には、岩盤浴がおすすめ!

このコラムを読んでくださっているみなさんは、もうご存知だと思いますが、岩盤浴は簡単にいうとぽかぽかと気持ちいい温度に温められた岩盤の上に寝転んでじっくり発汗させる温浴。さまざまな効果があるなかで、代表的なのが遠赤外線効果です。鉱石から発生する遠赤外線によって、カラダの内側から均一に温めるので、腸もしっかり温められ、セロトニンの分泌が活発になるんですよ〜。

また緊張やプレッシャーなどで自律神経が乱れ、ゆっくりカラダを休める副交感神経へとうまく切り替えられなくなると、眠れなくなるなどの症状が出てしまって、疲労が蓄積していきます。そのせいでストレスがどんどん溜まって……と悪循環になっている時に岩盤浴に入ると、カラダの緊張が解けて、自然と副交感神経が優位な状態に。岩盤浴で交感神経から副交感神経に切り替えることで、自律神経のバランスを整えることができ、セロトニン不足が解消されてポジティブ脳にチェンジ。ストレス耐性ができていくので「五月病」予防につながります。

何かと忙しい毎日の中で、ゆっくりと心身を癒せる場所があるのって本当に大切だと思います。わたしの場合、毎日頑張っている自分へのご褒美として、ひとりで岩盤浴に行くことも多いのですが、夫の仕事が忙しくて「なんだかしんどそうだな」と思ったら、メンタルケアと称して一緒に出かけることも。岩盤浴は男女で一緒に入れるので、カップルや夫婦で誘い合って出かけるのもおすすめですよ〜。

ほかほかママ

お風呂が大好きな娘(園児)と、娘のことが大好きな夫との3人家族の30代ワーママ。昔から美容に関することが大好き♪でもなかなかまとまった時間は取れないので、夫が休みの日にササッと平日「ぽ活」を楽しんでいます!

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