2022.07.01

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ジメジメと蒸し暑かったり、カーッと強い日差しが照りつけたり。夏は楽しみも多い反面、暑くてバテやすくなるのは困りものです。熱中症の話題もよく耳にしますよね。ただ「熱中症に注意」「熱中症対策を忘れずに」といわれても、どうやって対策すればいいの?と思う人も多いはず。そういう人におすすめしたいのが、サウナです。
え?ただでさえ暑いのに熱いサウナに入るのは絶対に無理!と思った人もいるかもしれません。そう思ったとしても、まぁ聞いてください。サウナに入ることで、暑い時期に負けないカラダをつくることができるんです。サウナで夏仕様のカラダに変身して、熱中症を予防しましょう♪

ほかほかママ美容にこだわる30代ワーママ

暑さに慣れていないと、熱中症になりやすい!?

熱中症は、高温多湿の環境で体温調節がうまくできず、体内に熱がこもって体温が上がり過ぎてしまう症状。ジメジメとした蒸し暑さを感じる梅雨の時期や急に夏日が続いてしまった時など、暑さに慣れていない時期のほうがカラダが暑さについていけず、熱中症になる人が多いんです。熱中症対策には「暑熱順化(しょねつじゅんか)」するのが良いといわれるのはそのため。「暑熱順化(しょねつじゅんか)」とは、カラダを暑さに順応させるという意味。あらかじめ暑さに慣らしておくことで、暑さに負けないカラダをつくるというものです。

「暑熱順化」のポイントは「上手に汗をかくこと」。汗をかくと、汗が気化する時に一緒に体温を奪うため、カラダの中の熱を逃がしてくれます。発汗によってカラダが冷やされることで、体温が上がりにくくなり、カラダの中に熱がこもることを防げます。それに加えて、汗で排出されてしまう塩分も少なくてすむようになり、水分がカラダに浸透しやすくなるのだとか。なるほど、それなら夏に負けないカラダづくりしたい!と思ったら、ぜひ「暑熱順化」に取り組みましょう。

サウナで体内温度を調整しやすいカラダに!

室温が保たれた生活をしている現代人は、汗腺の働きが鈍くなってうまく汗をかけないことも多いそう。汗を上手にかけるようになるには、積極的に汗をかくことを繰り返して汗腺を鍛える必要があるんですって。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も汗をかくのに適していますが、あまり運動が得意でない人の場合、毎日スポーツをするとなるとハードルが上がりますよね(何を隠そう、ワタシもそのひとりです)。でもサウナなら、ジッと入るだけ!だから、夏に負けないカラダのためにサウナの熱さくらいちょっとガマンしよう、と思いませんか?

サウナに入って「熱い」と「冷たい」を交互に繰り返すと、毛細血管が広がって汗腺が開き、汗をかきやすいカラダになっていきます。サウナ室の中はとっても熱いので、室内で座っているだけで発汗を促すことができます。それをしばらく我慢したら、冷たい水風呂に直行。熱くなったカラダが急激にクールダウンしていく感覚が、暑い時期にはサイコー!(笑)。そうしているうちに交感神経と副交感神経のスイッチをうまく切り替えられるようになり、自律神経が整っていきます。自律神経が整うことで、外気温に合わせて体温調整できるカラダに!もちろん、自然と汗腺も鍛えられています。どうです?サウナに入りたくなったでしょ?

一般的に、暑さに体が慣れるまでにかかる期間は1週間といわれています。また、しっかり暑さに順応するためには、日にちを開けずに毎日継続するのがコツだそう。ということは、思い立ったが吉日!本格的な夏に向けて、ときどき外気浴でまったりしながら、サウナ室と水風呂を繰り返して「暑熱順化」しちゃいましょう。

暑い時期に最適なサウナの入り方って?

暑い時期に快適にサウナを楽しむためには、気をつけたい点もいくつかあります。
まず、サウナ室に入って大量発汗した後には、必ず水風呂に入って深部体温をしっかりと下げること。そうすることで、体温の上昇を抑えると同時に、血管の拡張による血圧低下を防ぐことが大切です。
また、気を付けたいのが水分補給。脱衣室にウォーターサーバーがある施設も多いですが、喉が渇くたびに脱衣室まで戻るのは面倒ですよね。だからって、水分補給を控えてしまうと、思わぬ体調不良を引き起こすことも。ですので、サウナに入る前にはペットボトル飲料を確保して、持ち込んで良い場所に置いておきましょう。

そして、休憩を多めにとるのも大切です。サウナのある温浴施設は、露天風呂エリアや休憩用の中庭エリアがあることも多いので、ガーデンチェアなどに座って外気浴することで、心身ともリラックスできますよ。また、ゆっくり休憩することで、サウナの熱さによる突発的な体調不良も防げます。ちょっと熱いなと思ったら、無理せず水風呂でクールダウンして休憩すること。それを忘れないようにしましょう。

35℃以上の猛暑日が何日も続くような時期でも、サウナで暑さに負けないカラダをつくっておけば安心。サウナで「暑熱順化」して、夏を思いっきり楽しみたいものです。

ほかほかママ

お風呂が大好きな娘(園児)と、娘のことが大好きな夫との3人家族の30代ワーママ。昔から美容に関することが大好き♪でもなかなかまとまった時間は取れないので、夫が休みの日にササッと平日「ぽ活」を楽しんでいます!

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